10月1日は、国際コーヒーの日です。
特別な珈琲をご紹介します。
10月1日は、毎年世界中でコーヒーイベントなどが開催されますが、今年は残念ながら中止も多いようです。
日本では、今年は十五夜の日でもあります。
店舗では10月1日より十五夜にもちなんで、まあるいお豆の珈琲を販売いたします。
通常の珈琲豆は片面が平らですが、この豆はまんまるな形でピーベリーと呼ばれています。
*ピーベリー:通常の珈琲果実の中にはフラットビーン(平豆)が2つ入っている場合が多いがそうならない場合もある。1つの種子で正常に育った場合はフラットな面がなく、ピーベリー(丸豆)と呼ばれている。ピーベリーの混入率は発育環境の影響を受けるが、通常は5~20%である。ピーベリーは選別工程で分離可能で、昔から珍重されてきた歴史がある。
今回は良質な産地として注目されるタンザニア キゴマの珈琲豆です。
この地域は絶滅危惧種のチンパンジーが生息しています。今回の珈琲は一部の売り上げがチンパンジーを含めた動物保護活動に活用されます。
*野生動物保護活動家ジェーン・グドールの研究所(JGI)は、コーヒーを通して、チンパンジーの保護活動を行おうというプロジェクトを立ち上げました。そのため、このコーヒーの一部の売り上げは、JGIを通じて、チンパンジーを含めた動物保護活動に活用されます。
生産地:タンザニア西部 キゴマ
生産者:キゴマ タンガニーカ湖周辺の小農家さんと野生動物保護活動家ジェーン・グドールの研究所(JGI)
標高:1450-1680m
精製:水洗式
乾燥 : アフリカンベッド天日乾燥
品種:ブルボン、ケントミックス
規格:ピーベリー
タンザニアらしいキリッとした酸味がキゴマ 周辺のコーヒーはあります。それをしっかりと引き出すためには豊富で綺麗な水源が必要となります。チンパンジーが暮らす深い森がしっかりと水分を蓄え、それをタンガニーカ湖がためているため、ふんだんに水洗式で精選することができます。もちろん使用した水は微生物分解を行い環境に良い状態にしてから排水されます。
中深煎りに仕上げ、丸みのあるコクにメープルシロップを思わせる甘さが広がります。
数に限りがございますが、ぜひこの機会にお試しいただけたらと思います。