今年は、焙煎工房のある建部町でも雪がよく降りました。新しい季節のブレンドを販売中です。
少しずつ春が近づき、雪の中にも鳥の鳴き声や草花の芽吹きが見られるようになりました。
今回は中煎りのケニアを使用したやわらかく、さわやかな風味が感じられるブレンドです。
今月末までの販売です。
どうぞご来店の際は、お試しください。
今回使用するケニアは、エンブ県のングルエリ・ファクトリーのロットです。
マウントケニアの急斜面に面して建てられているファクトリーは、温暖な気候に恵まれていると共に、非常に清潔に保たれているのが特徴です。
1970年代に設立されたこのファクトリーは近隣の村の小規模生産者によって支えられています。
彼らが収穫したコーヒーは、品質を考えその日のうちにウェットプロセスにかけられます。
水洗に用いられるのは近隣を流れるピンガジ川が水源。この川の豊かさにこのファクトリーは支えられているといっても過言ではありません。
そして高床式のアフリカンベッドで天日乾燥が行われます。
理想的な降雨量とケニア山の日照条件からなるコーヒーのポテンシャルとこの地の生産者の手腕がエンブを名産地として知らしめています。
フローラルな風味にクリーンでさわやかな印象が心地よく感じられます。
店舗では、シングルオリジンとしても販売しております。
ご来店の際は、こちらもぜひお試しください。