季節のブレンドが新しくなりました。
今回のブレンドは、深煎りに仕上げたコロンビア ウイラ産コーヒーを使用し、コクと明るい印象のやわらかな風味が楽しめます。
ひまわり畑に吹く夏の風をイメージしてみました。
ウイラ地方はコーヒー生産者の多くが小規模農家で家族総出で丹念に育てられます。コーヒーの生産に適した環境と生産者が素晴らしいコーヒーを生み出します。
*オンラインショップでも販売いたします。どうぞご利用ください。
ウイラ地方はマグダレナ川が流れる山脈地帯の谷合に位置しています。高地で育まれたコーヒーは品質の高さで有名となり、小規模生産者によって生み出されるウォッシュドコーヒーはここでしか味わうことのできない素晴らしいフレーバーであふれています。
店舗では、シングルオリジンとしても販売しています。
この機会にぜひお試しください。
<今回使用ロット コロンビアコーヒーのご紹介>
生産国:コロンビア
エリア:ウイラ県パレスティナ エル・カルメロ
農園名:エル・プログレッソ
生産者:ロドリゴ・サンチェス・ヴァレンシア
標高:1,580~1,750m
品種:カトゥーラ、コロンビア
生産処理方法:フリーウォッシュド
エル・プログレッソ農園は、ウイラ県の南端パレスティナに位置しています。高地であるために日中の寒暖差があり栽培に適した気候であると共に、勾配に構えている特徴から風の通過点になっており、日照条件や日差しに恵まれたマイクロクライメットを有しています。
オーナーのロドリゴ氏は、三代目として従事しており、エクスポーターでの勤務を経て農園を経営しています。カッピングのスキルも非常に高く、所属するコミュニティでは、副代表兼品質管理責任者としてワークショップやカッピングでの評価指導をレクチャーしダメージ等の原因分析など熱心に情報を伝えています。
農園は常駐スタッフが13人おり、メインシーズンは約60人のピッカーが加わり収穫を行います。常駐スタッフがいることはまだ珍しく、だからこそ農園の品質管理やピッキングの精度向上ができると言います。農園の特徴である崖のような勾配は、非常に収穫作業に手間がかかります。そうした労力は対マーケットに対しては経済的に苦労すると語るロドリゴ氏ですが、心から高品質のスペシャルティコーヒーの生産に喜びを感じ、情熱を絶やさずに世界に広めていきたいと語っています。